横向き枕

 

横向き寝は健康に良い!メリットまとめ

 

みなさんは寝るときにどちらを向いて寝ていますか?人それぞれ違うと思いますし、個性や癖の範疇だと思うかもしれませんが、意外と健康に与える影響が大きいことはあまり知られていません。そして健康のためにベストであると考えられているのが横向きに寝ることなのです。

 

横向き寝の最大のメリットはなんといっても、いびきをほとんどかかなくなることです。いびきは舌が気道をふさぐことで発生する音であり、仰向けに寝れば重力に沿って舌が気道をふさぐように倒れることは避けられません。実際にいびきをかくかどうかは太り具合や気道の広さなどにもよりますが、横に寝るだけで気道がふさがるリスクをほぼ0に近づけることができるのです。

 

また、胃に未消化物が残っている状態では睡眠中も消化が続けられることになるわけですが、この時に寝る向きによって胃への負担が大きく異なります。基本的に仰向けで寝ると胃の出口が上向き気味になってしまうため、消化に良くありません。これは寝るときもただ横になるときも同様です。

 

さらに、血液の流れ方の問題によって全身の血流量や血行も変わってきます。仰向けは臓器だけでなく心臓の出口も重力に逆らうような形になるため、血流が悪くなってしまいます。その点、横向きになればそれだけで血流に良いのです。現代では血行障害を煩う人が多くなっていますが、仰向けに寝ているならば横向きに変えるだけで解消できる可能性があります。

 

横向き寝は肩が痛くなる?適切な枕を選べば問題なし!

 

横向き寝が好きではないという人に理由を聞くと、半分以上の人が「肩が痛くなるから」などと答えます。実際のところ、そのような場合は枕の高さが合っていないことがほとんどです。つまり横向きに寝て肩が痛くなるならば枕の高さが合っておらず、仰向けに寝たとしても首などに良くないことには変わりありません。

 

横向きで寝ると肩が痛くなるのは、多くの場合枕が低くて肩で寝ているからです。肩の高さよりも枕の高さが低いため、肩がつっかえになっている状態であるわけです。当然ながら寝ている間はほとんど動きませんから、肩に負担がかかり続けて肩が痛むことになります。では仰向けならば問題ないかといえばそんなことはなく、枕が低ければ頭が後ろ側に倒れる形になるため、首回りの筋肉の一部が変な形で伸縮することになり、知らず知らずのうちに凝りの原因となってしまいます。

 

逆に横向き寝で枕が高すぎる場合は首が痛くなることが多いですが、枕が高すぎると横向きではかなり寝にくいために気づきやすいです。いずれにしても枕はどんな寝方であっても適切な高さのものを選ぶことは重要であり、適切な高さの枕を用いる限りは横向き寝のデメリットはありません。もし今までに横向き寝にあまり良いイメージを持っていなかったという方は、きっと高さが適切ではない枕を使用していて寝心地が悪かった・肩が痛くなったということと思いますので、自分の枕の高さが本当に適切なのか今一度確認してみることをお勧めします。

 

横向き枕の選び方!高さが肝心!

 

横向き寝は健康上のメリットが大きいのですが、枕の高さが合わないとすぐに痛みや不快症状が出るという難点もあります。もちろん、すぐに痛みが出るか出ないかの違いだけで、合わない枕はどんな寝方であっても体に悪いというのは先に述べたとおりです。そこで、横向き寝には枕の高さをしっかりと吟味しましょう。

 

横向き枕の選ぶ基準は1にも2にも高さです。枕が低いと肩に体重がかかってしまいますし、逆に枕が高いと肩から首にかけてのラインに無理がかかる形で伸ばされてしまい、どちらも翌朝の筋肉痛や睡眠の浅さなどを招きます。どちらの場合も横向きだと翌朝にすぐ症状が現れることが多いですし、長期的に見ると骨にも筋肉にも非常に良くありません。ですから、頭がほどよく沈みつぶれた状態の枕が肩の高さと合っている必要があります。当然ながらこの高さというのは人によって全く異なってきますので、万人にとっての正解の高さなどはありません。

 

今述べたとおり、枕の固さによっても適切な高さは異なってきます。頭が沈んだ状態で首が水平になる必要があるため、寸法などを測っただけで決めることはできず、何度も実際に寝てみて試さなければなりません。面倒だと思うかもしれませんが、横向き寝に限らず合わない枕を使い続けることは健康上の大きな問題ですから、自分の体にしっかりと合う枕を一度時間をかけて選んでおけば、将来的にそれ以上の見返りがあるでしょう。

 

横向き寝の抱き枕、クッションの魅力!

 

横向き寝に特有のメリットとして抱き枕やクッションの存在があります。抱き枕に抱きついた状態で寝ると不思議なくらいリラックスでき、抱き枕なしでは眠れないという人さえ少なくありません。使ったことがない人にとってはイメージしづらいかもしれませんが、抱き枕やクッションはリラックスし安眠するために非常に優れたグッズなのです。

 

抱き枕やクッションを抱いて寝ることは、身体構造的にも精神的にもリラックスできる要因が多いのです。身体的には抱きついた状態というのは普通に寝るのに比べて緊張がほぐれた状態になる筋肉が多く、体が効率的に休息をとれる状態といえます。肩や首などの凝りやすい筋肉もしっかり緊張を解くことができるため、デスクワーカーなど該当部位が凝りやすい人にとっては特におすすめです。

 

また、抱き枕を抱いている状態は休息時に本能的にとる姿勢に近く、精神的安定感が高いのも重要なポイントです。抱き枕を抱くことで腕の間に隙間がなくなり、そのことも高い精神的安定感をもたらしてくれます。このあたりは理屈よりも実際に試してみると実感できるでしょう。柔らかいクッション素材を抱いて寝るときの精神的充足感は非常に高く、まさに手放せないと感じる人がきっと多いと思います。

 

仰向けで寝るときに抱き枕は使いませんので、抱き枕は横向き寝の特権といえます。ぜひ抱き枕や大きめのクッションを抱いて横向き寝を満喫してみてください。

 

横向き枕ユーザーの口コミ

 

横向き枕は一度使い出すとこれなしで眠れないと言われるほど満足度の高いものですが、使ったことがないとあまりその快適さ・体の楽さはイメージしづらいかと思います。そこで、実際に愛用している人に使い心地について聞いてみました。

 

20代女性
横に長いタイプの横向き専用枕をずっと使っています。それまでは枕の高さが合っていなかったのか、どんな枕を使っても横向きに寝ると肩や首が痛くなっていたのですが、横向き用枕を使い始めてからは体が本当に楽で、肩こりとも無縁になりました。

 

40代女性
眼精疲労から肩や首が凝り、特に朝の起き抜けにひどかったので病院通いをしていましたが全く改善せず、通院と平行してしっかり寝られるようにと高価な横向き枕を購入してみたところ、肩こりなどがあっという間に治ってしまいました。今思えば眼精疲労と思っていた症状も枕が悪くて起きていたのかもしれません。今は本当に朝が快適で幸せです。

 

50代男性
横向き枕はしっかりと頭を広く支えてくれて、とても寝やすいですね。疲れがすっかりとれますし、朝は本当に肩が軽いんですよ。肩や腰に不安を感じるようになった歳だからこそ、自分に合った品質の良い枕を使いたいものですよね。

 

やはり、横向き枕の満足度は非常に高いようです。専用品だけあり、横向きで普通の枕に比べて快適ではなかったと答えた人は一人もいませんでした。横向きに寝る人には必携のアイテムと言えるでしょう。

 

横向き寝は妊婦さんにおすすめ!

 

横向きに寝ることは健康上のメリットが大きいため、誰にとってもおすすめできることです。しかしその中でも特に妊婦さんにとっては、妊娠中特有の問題などに対処できる寝方としてことさらおすすめしたいものです。

 

妊婦さんは妊娠週数によってどんどんおなかが膨らんでいきます。おなかの中に赤ちゃんがいるのですからこれは当然で、赤ちゃんの成長に従っておなかの中が膨らんでいくことになります。そして赤ちゃんはもっとも外側に位置し、ちょうど腸の前あたりに居座って成長します。ですから、仰向きに寝ると赤ちゃんが腸などの内臓を圧迫する形になってしまうのです。これは実際に妊娠しおなかも大きくなってくると確実に実感できることで、妊娠中期以降は仰向けで寝られないと感じる人が多くなってきます。

 

また、赤ちゃんが高い位置にいると、赤ちゃんへ血液を供給するには重力に逆らって血液を送ってやらなければならなくなります。これは母胎の高血圧(妊娠高血圧症候群)と胎児の発育障害ほか様々な健康リスクの原因にもなります。

 

なら、おなかが大きくなってきた頃に横寝に切り替えればいいのではないかと思うかもしれませんが、すぐにそれまでの習慣を切り替えるのは難しかったり、逆に眠れなくなったりするものです。そこで、少なくとも妊娠が明らかになった時点で横向きに寝るようにすることを強くおすすめします。横向き枕を併用すればスムーズに眠れるようになるでしょうし、おなかが大きくなってきてから急に慌てなくてすみます。